頭が良くなる!子どもへの「数」の声掛け法

子どもと会話の中で「数」について話すのがいいって言ってたにゃ?

うん
その方が、数字の理解力が高まりやすいんよ

実際、どんなことで数の話をしたらいいのかにゃ?

まずは簡単なコトから始めていくといいと思うんよ!
新生児なら1から3の数字からやね

以前の記事で、保育者と子供の間で交わされる会話の中で、「数」がどれだけ重要か、というテーマを記載しました。

今回の記事ではその実践編として、どのような会話で数字を使っていくかを見てみましょう!

目次

1. まずは数の概念を理解

新生児は、既に数を理解できるということは、前回の記事で記載しました。

とは言っても、新生児が明確に区別できるのは、1から3までと言われています。

4以上になると、区別できなくなってしまいます。

数字の基礎はまず、1から3までを早い段階で理解してもらうことが重要です。

そこで、数字の理解をサポートする、大変使いやすい教材があります。
公文 かずカード

我が家では、生後1か月からこの「かずカード」を子どもに見てもらっています。 
新生児のころから、人間は1から3の数については理解できる状況で生まれてきます。

新生児が数を理解できるということは、前回の記事 で記載しました。
子どもの頃の算数スキルは、将来の数値を扱う能力に相関があります。
そのため、数学的な概念を把握するためにも、語り掛けの中に「数」を取り入れていくことは大切です。

くもんのカードは、シリーズ化されていて、数字関連だと「かずカード」「たしざんカード」「ひきざんカード」「九九カード」「とけいカード」など様々なバージョンがあります。

この商品、左上に対象年齢が記載されていますが、「かずカード」は0歳から。

数字は、生まれてすぐに認識できるので、知育にはもってこいです。

この「かずカード」ですが、表面にオレンジの●が、裏面には対応する数字だけが書かれている、本当にシンプルなカードです。

子どもはまだ、数に区別ができても、数を概念として捉えることはできません。数が抽象化された概念であることを理解してもらうためには、最もシンプルな伝え方が必要です。

なぜなら、子どもにとって、数が暗唱できることと、実際に数が数えられることは、全く別物だからです。

そのため、ノイズとなる情報を削ぎ落としたこの「かずカード」は、最初の数の理解に大変役立ちます。

まずは、数字の暗唱や、1から3の理解を重点的にしていくのが良いでしょう。

KUMON かずカード
かずカードはノイズがないため使用しやすい

犬とか猫で「1匹、2匹、、、」と教えようとしてたにゃー

数の抽象概念が理解できていればそれでOK!
でもまずは暗唱したり、●の数から数えたり
シンプルなところから始めるのがベストやよ

2. 実物での会話

子どもが抽象概念を理解したら、次は実物での会話をしていきます。

ここでも、1から3の数から始めていくのが良いです。

シンプルなものから始めていき、○個、○匹、○枚など、物によって数え方に違いがあることを伝えていきます。

数を題材にした声掛け例1

重要なことは、子どもが興味がある対象に対して数の会話をすることです。

大人本位での会話は禁物です。

例えば、子どもがポケモンの人形で遊んでいるときに、保護者が「かずカード」で数字を教えようとしたとします。「ポケモンは置いてさ、こっちにきて数の勉強をしよう」これは、間違いです。

他者に物事を伝えるときには、信頼関係が何よりも重要です。親子の関係であっても、この法則は変わりません。

だからこそ、子どもの活動を尊重しましょう。子どもの興味があることに、あなたも興味を持つところから始めましょう。

そのため、子どもがポケモンの人形で遊んでいたら、そこに対して数字の会話をしていきましょう。

「ここには、ポケモンは何匹いるかな?」

「おおお!上手に並べられたね!この列の、前から4番目にいるのは、誰かな?」

子どもは、保育者からのこういった問いかけに対して、自分の好きな物に関する会話の中で、楽しく自然に数字の考え方を身に着けていくのです。

もし子どもが積み木を積んでいたら、そこに注目して話しかけていきます。

数を題材にした声掛け例2

「いろいろな色の積み木があるね!オレンジ色の積み木は、上から何番目にある?」

子供と一緒にゲームをしながら、数の話をするのも良い方法です。

大切なことは、子どもと楽しみながら数字を学んでいくことです。

数を題材にした声掛け例3


3. 数字で世界は動いている

子どもたちが大人になった世界での数字について、思い巡らせてみましょう。

この資本主義社会において、数字を見ずに仕事をすることは、基本的にありえません。世界のデジタル化は日々進んでおり、テクノロジーの追求は留まることを知りません。

今後、数多くのものごとが自動化され、単純な仕事からAIに置き換わっていくでしょう。人が行う単純作業がなくなり、人間は自動化するためのプログラミング、コードを制作する仕事をしていくこととなります。

システムエンジニア、プログラマーは、百年前には無かった仕事です。私達が日々使用しているスマートフォン、パソコンのシステムは、0と1の羅列で動いています。データは突き詰めると、全て数字で管理されています。

私達が生きている世界は、数字で動いています。

数字とは、切っても切り離せない生活です。

子どもたちに「数の扱い方」を伝えていくことは、子どもたちの「生き方の選択の幅」を広げることに他ならないでしょう。

終わりに・・・

誰もが、我が子の幸せを願っています。成功するだけが幸せではありません。

子どもとの良い人間関係をつくることこそが、子供の幸せにとって本当に大きな第一歩になります。

最後までお読みいただきありがとうございます!

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