生まれて初めてのおもちゃ『モビール』の賢い使い方【新生児~6か月頃】

あなたは、モビールをご存じでしょうか?
モビールとは、天井などに吊るして風に揺らめくオブジェのことをいいます。

うちでは、子どもが生後1か月ごろにベビーベッドにモビールを取り付けました。
すると、取り付けてすぐ、本当にモビールに興味津々!!
ベッドでずっとモビールを凝視です!

天井見てても楽しくないよね…
付けてなかったのを後悔…

●追記 2023.03.06
2023年3月、わが子が生後6か月時点で、ベビーパークの体験に参加し、色々なアクティビティに我が子が参加しました。そこでベビーパークの先生に、「同じ月例の子と比較して、かなり追視能力が高いですね!」と言ってもらいました。(我が子は早々に追視が出来ていたので、久々に「追視」という単語を聞いたなぁという感じでした。)
うちの子の場合、モビールの効果がとても大きかったんだと思います。
ベビーパークの体験に参加した記事は下記です。

この記事では、我が家で生後1~3か月の間で活躍していたモビールについて、色々な使い方を実践していたという内容の紹介です。

目次

1.モビールって何?

モビールとは、わずかな空気の流れに反応して動くオブジェです。
モビールの多くは、紙・糸やプラスチックなどで構成されています。

Gollnest&Kieselモビール エレファント

モビールは動くオブジェですが、モビール自体に動力はありません。電池で動くメリーとは異なり、モビールは空気の流れに反応して動きます。

あんまり動かなさそうだね

そこに、メリーにはないメリットがあるにゃ!

2.なぜモビールが必要か

モビールはシンプルなオブジェですが、赤ちゃんの視覚の発育についてとても良い効果があります。
近年流行りのモンテッソーリ教育でも、モビールは子どもの追視能力をサポートする知育玩具として紹介されています。

追視の練習ができる!

生まれたての新生児は、まだ物が良く見えません。
成長の過程で徐々に、まず20~30cmの距離のモノに焦点を合わせられるようになっていきます。

ただ、少しずつ焦点が合わせられるようになっても、動くモノに対しての「追視」は苦手なんです。
そのため、メリーのように電池で動くと、赤ちゃんにとっては動きが速すぎることもあります。

だからゆっくり動くモビールがいいのか

赤ちゃんの脳の発達については、別の記事【子どもの未来は3歳までの会話で決まる!】でまとめました。
生後0か月から6か月までに、まず視覚情報の処理能力が発達します。

この期間に、視力の発達を促すと、それ以降の赤ちゃんの成長がスムーズになります。

もし、赤ちゃんが寝ている状態で、ただの天井しか見えていなかったら、焦点を合わせる練習が出来ません…

モビールは別になくても問題はない?

でもモビールがなくてもちゃんと成長するでしょ?
最終的に物が見えない大人なんていないし

甘く見てもらっちゃ困るにゃー
生まれて最初の1歩目が大事にゃ

これまでの研究で、生後3年間の体験が、その後の人生に大きな影響を与えることが研究で明らかになっています。

この貴重な3年間において最初の成長ステップが、物を見るという練習です。
1歩目がとても大事!
この成長が遅れると、他の器官の発達にも連鎖してしまいかねません。

赤ちゃんが成長できる環境を作るのは親の役目だにゃ

我が家の最初のおもちゃはモビール

うちでは、最初のおもちゃがモビールでした。

生後1か月で、ベビーベッドにモビールを設置。
すると、本当に興味津々!!!
寄り目になって凝視してました!笑

3.我が家のモビール

ぶっちゃけ、モビールは自作でOK!

とはいっても、モビールを買う必要はないです。
モビールは、紙と紐で簡単に自作できるし、追視の練習のためならそれで何も問題ありません。

作れば材料費もかからないですし、模様も自分で好きに描けます。
赤ちゃんとの思い出作りにも良いです。自分で作ったオリジナルのモビールを見てもらえるのは嬉しいですね♥

私も最初に1つ作ってみました!
でも、やっぱりしっかりしたのが欲しいなぁと思い、購入しちゃいました(^^;

購入したのはこれです↓

うちではベビーベッドを使っていたので、ベッドサイドに固定できるタイプにしました。作りもしっかりしていて、申し分ない強度です。次の子にも使えますね。

しっかりベッドに固定できます

まずは白黒の絵柄から使ってみる

生まれたばかりの赤ちゃんは、最初は白黒の世界しか見えません
そして、シンプルな柄しか認識できません。

項目最初に見える
世界
成長後
焦点
距離
20から30cm徐々に
広がる
見える
白黒のものカラー
見える
模様
シンプルな柄複雑
模様
赤ちゃんの視覚の成長

このモビールには、色々な絵柄が付属しています。(10枚の裏表印刷)
赤ちゃんの成長に合わせて自由にカスタマイズできます。


最初に使った
白黒の絵柄

生後2か月以降で
使ったカラーの絵柄

生後1か月の頃の
お気に入りの絵柄
(シマシマ)

生後2か月の頃の
お気に入りの絵柄
(おさかな柄)
ウィマー・ファーガソン モビール 絵柄の例

まずは、白黒の絵柄から使いました!

最初にうちの子がずーーっと凝視してたのが、なんといってもシマシマですね!
他にも絵柄もあるのに、いっつもこればっかり!毎日のようにシマシマだけ凝視してました。
やはりシンプルなのが見やすいんでしょうね。

その後しばらくすると、他の白黒の絵柄も少しずつ見るようになっていきました。

そして、生後2か月頃になるとカラーの柄にも興味が出てきました。今の一番のお気に入りはおさかな柄です。

絵本「もいもい」が好きなので、それと似てるからかも?

色々な絵柄があり、成長過程に合わせて付け替えられるのは楽しいですね♪

4.モビールの改良

我が家では、買ったモビールにちょっと手を加えて使っています。

焦点距離を合わせる練習

赤ちゃんが最初に見える距離は20から30cmですが、成長とともにより遠いものが見えるようになっていきます。
赤ちゃんが「もうちょっと遠いものも見たい」と思ったときに、そこに何も無ければ見る練習になりません。

そこで、毛糸を使って、赤ちゃんからの距離に、絵柄によって差を作っておきました。


毛糸で長さ調整

絵柄によって距離を変えると
焦点を合わせる練習になる

高さ調整機能は
もともと付いてて便利

絵柄は4つ吊るせるので、近いものから遠いものまで用意します。そうすることで、赤ちゃんが好きな距離の絵柄を選んで焦点を合わせる中で、赤ちゃんのペースで見える距離を徐々に伸ばせます!

見る絵柄と距離は、赤ちゃんが、選べるね

回転したものを見る練習

買ったそのままだと絵柄が回転しにくかったため、毛糸を取り付けることで回りやすくしました。
少ない風でも揺れて、一つ一つの柄がそれぞれに回るので、回転体への追視練習にもなりますね。

毛糸で吊るすことで回転しやすくなる

少ない風でも回ったり動きやすくなる点も良いですね

5.更に遊びやすくする工夫

遊びやすくする工夫は、子供の適切な成長を促します。
赤ちゃんが「自発的に遊びたい!面白い!」と思える環境をつくってあげましょう!

赤ちゃんは、見るだけのフェーズが終わったら、次は自分で触って楽しむフェーズになります。
そうなっても、まだまだこのモビールは活躍できます!

うちで行っている、遊びやすくする工夫を紹介しますね。

触って音が鳴る工夫

我が家には、サンリオのデラックスジムがあります。これと、モビールを組み合わせて使っています。

サンリオベビー デラックスジム【0か月から】

特にお勧めしたいのが、サンリオのデラックスジムに付いているキティちゃん
このキティちゃんは、揺れたら楽しい音楽が流れる設定にできます。
赤ちゃんの弱い力でも、少し揺らせば音楽が鳴らせます!

キティちゃん

うちの子は2か月ですが、
手を使ってキティちゃんを動かして音楽が鳴らすのが楽しくて、ずっと遊んでます(^^)

こういった遊びの中で、手や腕の使い方を学んでいくんだなぁ感じました。
キティちゃんをモビールに吊るせば、ベッド上でも揺らして触って遊べます。

また、サンリオのデラックスジムの付属品のイチゴのラトルも活躍します!
これは、中に複数の玉が入っていて、ちょっとの揺れでカラカラっと音が出ます。

キティちゃんと一緒にすると、小さい揺れでも「カラカラ」鳴るので、モノを触って動かすことに興味を持ちやすくなりました!

いちごのラトル(サンリオ デラックスジムの付属品)

掴みやすくする工夫

掴みやすいものをモビールから吊るすと、掴もうとするので、指を使う練習ができます。

Sassy 掴める歯固めラトル

生後3か月ぐらいだと、ベッドに基本的には横になっているので、掴めるこのようなおもちゃは床面に置くよりも吊るされていた方が見えやすいです!

指を使う練習は、脳の発達にとても大切なトレーニング!キティちゃん&Sassyの掴める歯固めラトル&いちごのラトルを一緒に付けて、楽しんでもらっています。

うちの子は生後2か月くらいから、かなり掴む練習をしています!

うちの子は、ラトルが掴めると知ってから興味湧いたようです笑

今はまだ掴む力が強くないので、こんな感じで吊るしていますが、今後しっかり掴むようになったら別のやり方にしようと思います!

6. 知育玩具に正解はない

ここまでモビールを中心として我が家で行っている初期段階の知育を紹介してきました。
でも、誰にでもピッタリの知育玩具というのは、無いとも思っています。

ある程度、人の成長のステップというのは決まっていますが、性格や個人差があります。

だからこそ、親がやるべきことは、子どもの反応を見ながら、

この子が興味があるものは何だろう?
どんな環境を作ったら自発的に経験できるだろう?

と考えること。

それが、何より大事だと思います。

子どもが楽しみながら成長できる環境を作っていきたいですね!


●追記 2023.03.06
2023年3月、わが子が生後6か月時点で、ベビーパークの体験に参加し、色々なアクティビティに我が子が参加しました。そこでベビーパークの先生に、「同じ月例の子と比較して、かなり追視能力が高いですね!」と言ってもらいました。

我が子は早々に追視が出来ていたので、久々に「追視」という単語を聞いたなぁという感じでした。
うちの子の場合、モビールの効果がとても大きかったんだと思います。

ベビーパークの体験に参加した記事は下記です。


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