知育ママがモンテッソーリ教育の保育園を見学【メリット&デメリット】

こんにちは〜 ✨
るる(弁護士ママ@zofwt)の日記へようこそ🙌 

今日はモンテッソーリ教育を取り入れた保育園(モンテ園)に見学へ行った時の話をしようと思います!

他の保育園とは違う独特な取り組みがなされていたので、見学に行って非常に勉強になりました!

モンテ園について興味がある方は多いと思うので、私が見学に行った詳細を書いていきます!
なお、あくまで、わたしの主観に基づいて書いているのと、見学は1時間ほどだったので、園の全てを見たわけでは無いことはご了承ください 🙌 

目次

1. 保育園全体の様子

園は0歳〜5歳クラスに分かれており、各年齢ごとに部屋が分かれていました。全ての部屋に、モンテッソーリ教具の入った棚が壁一面に綺麗に並べられていました

子どもたちは棚から自分でおもちゃを取って各自が1人で黙々と遊んでいました。


色合わせパズル

ねじ回し教具

育脳タワー 知育玩具
モンテッソーリ教具

そして先生がその様子を静かに見守っていました。

なので園全体がとても静かで、笑い声などはほとんど聞こえませんでした

ただ子どもたちは基本的にあまり動かず静かにしているので、先生たちは面倒を見やすく、大人の目はいきとどきやすいと感じました。

  • 園の特徴としては、下記3点があげられていました。

発達段階に応じたモンテッソーリ教具を提供し、同じ教具でも年齢が上がるにつれて使い方を応用して、一つ一つできることを増やしていくという方法を採用していること。

臨床美術を月1回行っており、本物のアジを見てお絵描きをするなど、「本物」に触れることを意識していること、臨床美術ではクレヨンや色鉛筆ではなく、特殊なオイルパスを使って指で触って描けるものを使用していること

食育で、自分で栽培して自分たちで食べることを実施していること

驚いたのが、この保育園では、布おむつを採用しているとのこと。この園で布おむつを採用する理由は、モンテッソーリは関係なく、布おむつの方がコストが安いから布おむつを使用しているそうです。

また、防犯面としては、タッチパネルで生徒の登園を管理していました。休みの生徒がいた場合、先生が必ず電話をかけるようにしている取り組みをしているのは良いなと思いました。 

園にはエレベーターがあり、子どもたちもエレベーターを使うそうです(これは少し危ないと思いましたが、先生も一緒に乗るのでしょうか…そこは聞いていませんでした)

私は、モンテッソーリ教育を取り入れた保育園なので教育熱心な親が多く、お受験勢も多いのではないかと期待していたのですが、お受験をする人は1人もいないようでした。モンテ園だから入園させているというより、ただ園の近くに住んでいるから入園させているという人の方が多い印象でした。

2. 年齢別、園の取り組み内容

0, 1歳児 クラス

洗濯バサミを使った遊びで指先を鍛えたり、ストロー落とし、シール貼りなどの遊びをしていました。

私の子どもが0歳ということもあり、0, 1歳児クラスを1番長く見ていたのですが、教具で1人ずつ遊んでいて、一緒に遊ぶ様子は無く、黙々と取り組んでいました

このようなやり方で集中力を鍛えるには良いのかもしれませんが、なんだか、子どもらしくないなと思ってしまいました

ただ、お食事の時間の際は1歳でもきちんと椅子に座って静かにスプーンでご飯を食べていました。これには感動したのですが、モンテ園ではない他の園を見た際にも1歳の子は椅子に座って静かに食べていたので、最近の1歳児はすごいなぁと感じました。

2歳児 クラス

布のお寿司で豆つかみ的なことをして遊ぶ、教具でボタンのかけ閉めの練習、小さい穴あけパンチの教具で等間隔で穴をあける練習をする。

2歳の段階では、穴あけパンチで穴をあけるだけですが、3歳になると同じ教具で穴をあけることに加えてそこに糸を通す練習、4, 5歳では、さらに同じ教具で縫い物の練習をする、というように、年齢に応じて教具の使い方をレベルアップしていくようです。

3歳児 クラス

お道具箱が一人一個配布され、自分でお片付けをする。色鉛筆、マーカー、粘土など、自由帳でお絵かき、塗り絵をする。

4歳児 クラス

ちょうど私が見た時はリトミックの運動の時間でした。子どもたちが綺麗に一列に並び体育座りをして、静かに手だけを動かしていました。私は、リトミック体操は音楽に合わせて楽しくやるものだと思っていたので、これには驚きました。

他の園でリトミック運動をしていたのを見た時は、音楽に合わせて子どもたちが全力で動いていました!なので、運動の時間なのにすごく静かだなぁ…と思いました

5歳児 クラス

椅子が一列に綺麗に並べられていました。子どもたちは私が通ると近くに寄ってきましたが、誰一人挨拶してくれる子はおらず、みんな静かに私を眺めていました。

他の園に行った時は、4, 5歳児の園児達が私に大きな声で挨拶をし、私に向かって「スカートが可愛い」と言ってくれた子がいたことを思うと、この園の子は本当に話さないなぁと思ってしまいました。

先生が見せてくれた臨床美術の作品で、子どもたちが本物の大根を見ながら作った作品はすごく出来が良く、美術に力を入れていると5歳になればこんなに良い絵が描けるのはよいなぁとおもいました。

ただ、みんなが同じような大根を書いていたので(芸術に詳しい人が見れば一人一人違うのかもしれませんが、私にはほぼ同じに見えました)、自由さは無いのかなと思いました。

3. モンテ園のメリット&デメリット

メリット

発達段階に応じたモンテッソーリ教具の遊びを取り入れることで、成長に応じた適切なタイミングでできることが増えていくことはメリットに感じました。また臨床美術で普通の保育園では作れないようなすごい作品を、美術の外部講師の先生と一緒に作っていけるのも良いと感じました(臨床美術は月1回)。

デメリット

外遊びが週2程度で、部屋でも基本的に動きが少ないので、運動が必要な幼児期に圧倒的に体を動かす量が足りていないと思いました。

他の園を見た際は、外遊びは毎日あり、さらに部屋の中でも子どもたちは元気いっぱい動いていました。

また、先生も子どもたちも静かなので、発語の点であまり良く無いと思いました。

お歌、絵本の時間が少なく、「絵本の時間はないんですか?」と先生に聞くと、「基本的には棚に絵本を置いていて、子どもたちが読みたいときに自分で取って読むようにしています。」と言っていました。

他の園では先生が定期的に、「絵本の時間だよー!」と子どもたちを呼び寄せ、紙芝居のようにみんなで先生の絵本を食い入るように見ていたので、その時間がないのは寂しいなぁと思いました。

モンテッソーリ教育の考えの核は「自主性」の尊重と「そのための環境作り」だと思います。モンテ園は確かにその方針通りの環境作りがなされていました。ただコミュニケーションや社会性を育てるのもまだまだ大切な時期なので、ある程度大人が介入してみんなで遊ぶ時間を設けた方が、子どもたちもやりやすいのではないかと思いました。

4. 保育園に何を求めるか

モンテ園について批判的な記事になってしまいましたが、以下が私が見学へ行った際の率直な感想です。

【モンテ園に向いている人】

  • 1人で黙々と物事に取り組ませて集中力を高めたい人
  • 臨床美術なので凄い作品を使って芸術的な感性を育てたい人
  • 静かで落ち着いた子を育てたい人

【モンテ園に向かない人】

  • 子どもには元気いっぱい体を動かして欲しい人
  • よく喋り、コミュニケーション能力の高さを重視する人
  • 協調性を大事にしてほしい人

5. 見学をしてみての感想

私はこれまで、幾つか保育園の見学に行かせていただいています。

保育園によって、方針は様々です。何でもできる時間はないし、偏りがあったりします。
例えば、運動や英語の時間、学習の内容など、ご家庭の考えとは異なることもあると思います。

保育園だけでは足りないことがある場合は、幼児教室や教材で補うのも良いかと考えています。例えば、「こどもちゃれんじ」や「しちだ式」は有名ですね。


我が家では、下記のモンテッソーリ教具100の本を参考にしてます。
そして、子どもの成長に合わせた環境を用意したいと考えています。

この本は、教具とその効果や必要となる時期などが書かれており、特に教具を買わなくても子供の成長段階を知ることが出来ので参考になります。カラーで写真も多く、読んでいて楽しいですね☺

子どもの才能を伸ばすモンテッソーリ教具100 

現在、うちの子は生後4か月です。

モンテッソーリ教育に基づき、モビールと鏡を活用してきました!

鏡は今後も使っていきますが、モビールは2か月半くらいで卒業。
最近では両手で持つ楽しみに気付き、プーメリーのジムで遊び始めました!


モビール

割れない鏡
(ベビーベッドの上などで使用)

通称:プーメリー

6. おわりに

モンテ園に見学に行った際の感想を書きました!

うちでは、結局このモンテッソーリ教育の保育園には入園しないこととなりそうです。

園選びに何を重視するかは人によると思うので、園を選ぶ際はいくつか複数の園を回って比較検討することをお勧めしたいと思います。

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